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チェルシー選手紹介 No.8 #2 アントニオ・リュディガー(Antonio Rüdiger)

こんにちは!ドイツのブンデスリーガは来週からの再開が決定しましたが、プレミアリーグの再開時期はいまだ決まらず………。はやく帰ってこい!!!でも安全第一です。

という事で今日はドイツ人のディフェンダー、リュディガーを紹介します!

 

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スタンフォード・ブリッジ 18-19シーズン

 

 

熱い男、訴えかける男、踊る男、リュディガー

 

経歴

 

2011-2015 シュトゥットガルト ユース (ドイツ)

2012-2016 シュトゥットガルト (ドイツ)

2016-2017 ローマ (イタリア)

2-17-現在 チェルシー (イングランド

 

シエラレオネにルーツを持つリュディガーはベルリン出身。ヘルタ・ツェーレンドルフ、ドルトムントのユースを経てシュトゥットガルトのユースに移籍する。2012年にはチップチームデビューを果たした。

 

2015年夏からASローマにローンで移籍、その翌年に完全移籍した。

 

2017年夏にチェルシーに移籍。コンテ、サッリ、ランパードと3人の監督の下で起用され続けている。

 

ストーリー

 

彼はの生まれたベルリンは多くの人種が住み、彼が黒人であることが生活の支障とはならなかった。しかし彼は自分が黒人であることに、周りとに違いを感じていた。

 

しかし2015年にローマに移籍してからは、よりくつろげる感覚があったという。だがそんなローマでもリュディガーは闇を見る。16年のラツィオとのローマダービーに2-0で勝利した後、ラツィオのセナド・ルリッチに人種差別的な発言をされたのだ。しかもFIFAは彼にわずか1試合の出場停止処分しかしなかった。彼自身も、「人種差別に関するこういった問題は無視できない。とても深刻な問題だ。」と述べた。

 

彼の人種差別との戦いはチェルシーに来てからも続いている。19-20シーズンのトッテナム戦では敵サポーターから人種差別のチャントが歌われた。試合後リュディガーはツイッター上で「サッカーの試合での人種差別はとても悲しいが、しっかり話し合う必要がある。そうしないと忘れられてしまうからだ。ほんの一部の人が嫌なことを言っていると知っている。2019年にもなって人種差別があるなんて恥ずべきだ。」と述べた。

 

かれは他にもその特定のサポーターはしっかりと処罰されるべきであるとも述べており、ここにはローマ時代の実体験の影響も見て取れる。

 

 

しかし彼はそういった問題にも立ち向かう行動力と意志力がある。

18-19シーズン、マンチェスター・シティに0-6で敗れるという歴史的な屈辱を味わった試合。試合後にアザールがファンの下に謝罪に行くも会員証を投げられ、マルコス・アロンソは大ブーイングが浴びせられた。多くの選手が背を向ける中、リュディガーはファンのもとへ歩み寄りファンと言葉を交わした。何を語ったかは定かではないが、少なくともそこにいたファンたちは彼の行動に胸を打たれただろう。

 

黒人選手も少なくないチェルシーにおいて彼の存在は大きく、また現役CBの中では最年長。19-20シーズン開始前にはキャプテンを任せるべきだという声もあった。しかし重なる怪我でなかなかプレーの調子は上がりきらないように見える。失点の多さからティフェンスラインに批判が集まることも多いだけに、彼の完全復帰を心から願う。

 

 

以上、リュディガーの選手紹介でした!

今日も読んでくださってありがとうございました!

 

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